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Chatbaseは、Webサイトなどの情報を登録して、訪問者の質問に答えるAIエージェントを作成できるサービスです。
今回は無料プランを使い、当サイト「shilbeto8」のWordPressにチャットを設置しました。日本語でのサイト紹介や記事案内、提示されたリンクの遷移先を確認し、使用したスマホでも表示・操作に問題がないことを確認できました。
一方で、管理画面はGoogle翻訳を使っての日本語対応となりました。
「チャットボットが日本語で回答できること」と「管理画面が標準で日本語に対応していること」は分けて考える必要があります。また、回答には軽微な誤字も見られました。
この記事では、2026年9月27日の実機検証を基に、無料プランで試せた内容とWordPressへの設置手順を紹介します。料金・プラン条件は同日に確認した公式情報を併記しています。
AIチャットボットの基本から確認したい方は、AIチャットボットとは?仕組みと導入前に確認したいポイントも参照してください。
Chatbaseの無料プランで確認できたこと
今回の検証は、記事への案内を主な用途として行いました。有料機能の無料トライアルは開始せず、無料プランの範囲で操作しています。
| 項目 | 今回の条件・確認結果 |
|---|---|
| 設置先 | shilbeto8のWordPressサイト |
| プラン | Free(無料) |
| モデル設定 | 自動 |
| 登録データ | 32リンク、208KB/1MB、同期済み |
| 管理画面 | Google翻訳で日本語表示して操作 |
| サイト紹介 | 登録したサイトの主な分野を日本語で案内 |
| 記事案内 | 記事リンクを提示し、遷移先も確認 |
| 不明な料金・納期 | 確約せず、問い合わせ先を案内 |
| スマホ | 表示・操作に問題がないことを確認 |
※プレビューでの検証後、使用状況は50クレジット中4クレジット使用済み。この数字はWordPress設置後の追加テストを含む最終使用量ではありません。
※今回の結果は、登録したデータと少数の質問での確認です。すべての質問への正答や、あらゆるスマホでの動作を保証するものではありません。
Chatbaseは日本語で使える?
日本語でのサイト紹介や記事案内を確認できた
ダッシュボード内のプレビューで、当サイトの内容を尋ねると、WordPress・サイト改善、AI・業務効率化、マーケティング・SEOなど、当サイトの主な分野を日本語で説明しました。
当サイト想定読者についても、個人事業主や小規模チーム、Webサイト運営やマーケティングに関わる人として案内され、問題ありませんでした。
今回、日本語でサイトの概要を確認する用途には使える結果でした。
管理画面はGoogle翻訳を使って操作した
管理画面はブラウザのGoogle翻訳で日本語表示にして操作できました。ただし、これはChatbaseの標準機能による日本語UIを確認したという意味ではありません。
ブラウザ翻訳では、機能名が直訳されて分かりにくい箇所がありました。公式手順と見比べる際は、必要に応じて英語表示へ戻したほうが、わかりやすい場合もあります。
また、今回はヘルプデスクでの有人対応や会話の翻訳機能は検証していません。
WordPressにChatbaseを設置する手順
今回は、公式が案内しているWordPressプラグインを使う方法で進めました。画面名や配置は変更される場合があるため、以下では英語の表記も併記します。
1. エージェントを作り、サイト情報を登録する
Chatbaseでエージェントを作成し、回答に使うWebサイトの情報を登録します。
Chatbase
今回はshilbeto8の情報を登録し、32リンク、208KBのデータが同期済みになっていることを確認しました。
ここで表示されるリンク数は、すべてのページを正しく理解できたことを保証する数字ではありません。登録後に、自分のサイトに関する質問をして内容を確かめます。
2. 回答ルールを設定し、プレビューで試す
Playground(遊び場)>Instructionsで、「分からないことは答えない」だけでなく、何を根拠に答えるか、不明な場合はどこへ案内するかまで設定しました。
こちらは、初回登録時にも設定を促されますが、もし設定しなくてもダッシュボードのPlayground(遊び場)>Instructionsで設定可能です。
今回重視した指示は次の内容です。
- 登録したサイトやFAQで確認できる情報を基に回答する
- 不明な内容は推測せず、確認できないと伝える
- 記事のURLやタイトルを作り出さない
- 料金や納期を、根拠なく確約しない
- 導入支援への相談は、登録済みの問い合わせ先へ案内する
- 日本語で簡潔に回答する
設定後、サイト紹介、記事案内、不明な料金・納期に関する質問をプレビューで試しました。
3. WordPressにChatbaseプラグインを入れる
WordPress管理画面の「プラグイン」→「新規プラグインを追加」でChatbaseを検索し、公式のChatbaseプラグインをインストールして有効化します。
続いて、Chatbase側で対象エージェントの画面から設定を開き、IDを確認します。画面によって「Agent ID」「Chatbot ID」などの名称で表示されます。APIキーとは異なります。
WordPressの「設定」→「Chatbase options」を開き、「Chatbot ID」欄にIDを入力して保存します。
プラグインの設定手順は、Chatbase公式のWordPress設置ガイドでも案内されています。
4. Chatbase側でチャットバブルを有効化する
WordPress側で設定を進めていったところ、最初はサイトにチャットが表示されませんでした。
Chatbaseの対象エージェントから「チャンネル(Channels)」→チャットバブルを開き、次の箇所を確認し下記を設定しました。
- 「展開する」を開く
- 一番上の「ウェブサイトウィジェット」を選ぶ
- 「Enable chat bubble」が表示されていれば、有効化する
この設定をした後、WordPress上にチャットが表示されました。
公式の作成・公開ガイドにも、チャットバブルがオフの場合は有効化する手順が掲載されています。プラグイン設定だけで終えず、Chatbase側の状態も確認してください。

5. サイト上で回答・リンク・スマホ表示を確認する
表示されたら、管理画面のプレビューだけでなく、実際のサイト上で質問します。
今回は関連記事の案内と、不明な料金・納期への回答を確認しました。提示されたリンクを開き、想定した記事へ移動できることも確認しています。
スマホでは、チャットの表示と操作に問題がないことを確認しました。自分のサイトで試す際も、入力欄や閉じる操作、固定ボタンとの重なりを実機で見ておくと良いでしょう。


実際に質問して分かったこと
関連記事のリンクを案内できた
プレビューでは、AIチャットボットに関する記事として、基本ガイド、4サービス比較、Tidioのレビュー、Weavのレビューの4件が案内されました。リンクの遷移先も確認しています。
WordPress設置後のテストでは、基本ガイド、比較記事、Tidioのレビューの3件が案内されました。こちらも回答内容と遷移先に問題はありませんでした。
このため、記事へ誘導する用途は確認できた一方、毎回すべての関連記事を網羅するわけではありません。また、表示された記事名には短く言い換えられたものがあり、正式タイトルが常にそのまま表示されることまでは確認できていません。
不明な導入費用や納期を確約しなかった
「And 8に導入を依頼するといくらか」「明日までに設置できるか」という質問では、登録情報で確認できないと回答しました。
そのうえで、サイトURLや希望内容をAnd 8へ伝え、費用と対応可能日を確認するよう案内されました。Chatbaseの利用料とAnd 8の支援費用が別であることも説明されています。
今回の質問では、未登録の料金や納期を勝手に提示しない動作を確認できました。ただし、別の聞き方や条件でも同じように対応できるかは、追加の検証が必要です。
意味は伝わるが、軽微な誤字はあった
サイト上での回答には、「サービス利用料」と考えられる箇所が「サービ利用料」と表示される軽微な誤字がありました。
内容は理解できましたが、日本語回答をそのまま完全に正確な文章として扱えるわけではありません。料金や契約条件などを案内する場合は、確認先のページへ誘導する設計も大切です。
無料プランの範囲と料金の目安
2026年9月27日に確認した公式料金表では、主なプランは次の構成でした。
| プラン | 月払いの月額 | 月間メッセージクレジット |
|---|---|---|
| Free | 0ドル | 50 |
| Hobby | 40ドル | 700 |
| Standard | 150ドル | 4,000 |
Freeはエージェント1件、トレーニング容量1MB、対象メンバー1人。年払いでは料金が異なります。
※税・為替の影響は上記に含まれておりません。
今回の管理画面には、有料プランの「7日間無料トライアルを開始」という案内も表示されていました。継続利用できるFreeプランと、有料機能を期間限定で試すトライアルは区別してください。
50クレジットを「50人に対応できる」とは考えない
無料枠の単位はメッセージクレジットです。訪問者数や問い合わせ件数と同じではありません。
今回の確認画面では4/50使用済み、次回リセット日は10月1日と表示されていました。これは今回のアカウントで確認した表示であり、すべての契約で同じリセット日になるという意味ではありません。
モデルごとの消費条件や、実際のやり取りでどの程度消費するかは、利用時の設定とUsageで確認してください。
無料プランには非アクティブ時の削除条件がある
公式料金ページでは、無料プランのエージェントは14日間利用がないと削除される旨が案内されています。
検証後に放置する場合は、この条件も確認しておきましょう。今回、削除までの挙動を実際に試したわけではありません。
Chatbaseが候補になる人・追加確認が必要な人
Chatbaseは、まず自分のWordPressサイトに設置し、日本語でFAQや記事案内を試したい場合の候補になります。今回の範囲では、無料プランで公開サイト上の動作まで確認できました。
一方、次のような要件は今回の検証だけでは判断できません。
- 大量の日本語資料からの検索精度
- 長いやり取りや複雑な問い合わせへの対応
- 有人対応への引き継ぎやヘルプデスクの運用
- 音声、外部サービス連携などの有料機能
- 継続運用でのクレジット消費や問い合わせ削減効果
他サービスも含めて検討したい場合は、WordPress向けAIチャットボット4サービス比較で、無料枠や日本語対応の違いを確認できます。
まとめ
今回、Chatbaseの無料プランでWordPressへの設置、日本語でのサイト紹介と記事案内、不明な料金・納期に対する問い合わせ先の案内、スマホでの表示・操作を確認できました。
管理画面はGoogle翻訳で操作しています。日本語の回答には軽微な誤字があり、関連記事の案内件数やタイトル表記にも違いがありました。回答の正確さや網羅性は、自分のサイトの質問でも確かめる必要があります。
最初は少数のFAQや記事を登録し、「答えられる質問」「言い換えた質問」「情報がない質問」を試すと判断しやすくなります。設置時は、Chatbase側のチャットバブルを忘れずに有効化してください。
WordPressへの設置や、回答に使う情報の整理を相談したい場合は、And 8のContactからサイトURLと希望内容をお知らせください。対応範囲・費用・納期は個別に確認し、Chatbaseの利用料金とは別にご案内します。
参考資料
公式情報確認日・実機検証日:2026年9月27日